契約前から壁付けキッチン派。
>壁付けキッチンのメリットとデメリットって何?失敗しない壁付けキッチンの作り方
この建築士さんのブログに壁付けキッチンのメリットデメリットが書いてあり、すごく参考になりました。
私が壁付けキッチンを希望したのも、大きくはここにある2つの理由があったから。
でも、漠然と「お洒落じゃないかも…」と躊躇していた部分がありました。
そんな時に役立ったのはGoogleの画像検索(英語)、Instagramの検索機能。
これのおかげで、キッチンはなかなかカッコ良いコーディネートができましたよ。
- 「壁付け」一番の理由。それは空間を広く使える&配膳も片付けも楽だから
- でも実は、お洒落じゃないイメージがあったから少し躊躇した
- 言語関係なく、好みの写真を表示してくれる機能に助けられ。Instagramで運命の出会い
- まとめ
- 我が家の当初の希望内容→契約内容
「壁付け」一番の理由。それは空間を広く使える&配膳も片付けも楽だから
ペニンシュラ・アイランド。
オープンな対面キッチンはかっこいいのですが、すごく場所を取ります。
キッチン自体の奥行き(カウンター付き)80センチ〜110センチ
+背面のカップボードと冷蔵庫の奥行き45〜70センチ
+作業スペース75〜100センチ…だとして
標準キッチンの幅が255センチが多いですから、それだけで
280センチ × 255センチ=7.14 ㎡(2.16坪)ほど確実に取られることになります。
I型・L字型。
などの壁付けキッチンは、
キッチンの奥行き65センチ×幅255センチ
+冷蔵庫などの家電を置くスペースの150センチ…
機能を壁際に並べるだけ、キッチンとしての閉じられた空間がないので、ダイニングテーブルを寄せたり離したりも自由。模様替えも自由。
そんなところが、模様替え魔も私にはとても魅力的でした。
何より!
キッチンの前にダイニングテーブルがあれば、配膳も振り向くだけ。
片付けもそのまま子供たちに食洗機に入れてもらいやすい。
これぞ、ズボラむけ。
壁付け型も対面型も、今までの引越しで経験済みで、私にはお洒落な対面式カウンターが向いていないもわかっていたから踏み切りやすかった。
でも実は、お洒落じゃないイメージがあったから少し躊躇した
家を建てるなら壁付けキッチンがいい。
という希望があったものの、そこまで優先順位は高くない風に装っていたので、契約前の段階ではどのメーカーもペニンシュラ型での提案になってしまいました。
メーカー「対面式にできるスペースがあるので、この形で提案させていただきました。」
とのこと。
どうやら壁付けキッチンはスペースがなくやむ終えずプランに盛り込むものという位置づけのようでした。
私も機能的には壁付け推しでも、どう格好良くしたらいいのかわからず、グズグズ。
特に日本のキッチンメーカーや住設メーカーのカタログをみると、対面式にはかなり力を入れているのに、壁付けだと急に残念なコーディネートになることが多いです。
言語関係なく、好みの写真を表示してくれる機能に助けられ。Instagramで運命の出会い
国内の残念コーディネートばかりで気が滅入っていた私ですが、ふとあまり使っていなかったInstagramで海外インテリアを見ていたら…
出てくる出てくる!
Instagramって、好みの画像を選んでスクロールしていくと、どんどん似たような配色だったりインテリアの写真を表示してくれるんですね。
それも言語関係ないので、世界中の写真から私向けに表示してくれます。どうやら私はロシア系の方が上げたインテリアが好みだったようで、ロシア語らしき投稿ばかりになりました。
SNS音痴の私は、注文住宅の計画を始めてそのことを初めて知りましたが、この機能は住宅計画中だとすごく助かる機能なんです。
インダストリアル
ブルックリン
…はて?
みたいな私でも好みの写真が勝手に表示されるので、
インテリアに疎くても参考になる写真に出会えました。
そしてこれが一目惚れした壁付けキッチン
※画像は全て Instagram からお借りしています。
オーク系の下段とブラックの吊り戸棚。
ワークトップも暗めのもの。
この組み合わせがすごく気に入りました。
そして日本の家でも取り入れている方がいてさらに興奮。
このキッチンみたいにモールテックスで仕上げた水まわりってすごい素敵じゃないですか!
まとめ
Instagramの素敵な写真に出会えたおかげで、壁付けキッチンは格好悪いイメージを払拭できました。
それまでメーカーに対して控えめだった私も、素敵な写真を携えたことではっきりと「壁付けキッチンにしたい!この写真みたいに!」と伝えることができるようにもなりましたよ。笑
Instagramではなくても、普通の画像検索でも言葉を変えてみると参考になるものが増えました。
私の好みだとGoogleの画像検索で「キッチン」だと、なかなか「これ!」というものが見つからないのですが、「kitchen」だと沼にはまります。笑
家の大きさがそもそも違うので実現できないものもありますが、海外の照明の使い方や壁紙の配色も見ていて楽しいんです。
現在ほぼ仕様が確定しましたが、家完成後もInstagramや画像検索(多言語)での検索の力を借りて、ゆっくりインテリアを完成させていこうと思っています。
我が家の当初の希望内容→契約内容
- 重量木骨 →木造軸組(ピン工法・制震ダンパー)
- 床下冷暖
- 高気密・高断熱
- パッシブデザイン(軒長く) →第1種換気マーベックス・施主が勝手にパッシブデザイン (軒60〜90センチ)
- キッチンはサンワカンパニーの「グラッド45」を使いたい
- 吹き抜け、もしくは高天井
- 2階リビング →1階リビング
- 2階建だけど、子供が小さいうちは1フロアーで過ごしたい →1階にLDK・和室・水回りを集約する願いが叶う
- キッチンは壁付け
- →希望通り。壁付けキッチン
- 土間が欲しい
Instagramで一目惚れしたキッチンになんとか寄せて行こうと、契約後からは試行錯誤が始まりました。
吊り戸棚と下の引き出し類の色は、ブラックと木目で分けて、ワークトップもダーク系に。なるべく写真に近づけるように計画しましたが…
さて、完成品はいかに。