私が計画中の家は木造です。
木造の中でも軸組だったり、2×4がありますね。
我が家は予算の関係で木造軸組(ピン工法・制震ダンパー)で施工が決まりましたが…
木造でも坪単価80万〜を検討できる方がいたら、ぜひお勧めしたい構造があるのです。
それは重量木骨(SE工法)
画像お借りしています:重量木骨の家とは|重量木骨の家 選ばれた工務店と建てる木造注文住宅
木造ラーメン構造とも呼ばれる工法ですが、一番大きな魅力は
柱や壁がなくても大空間が作れる
というところ。
画像お借りしています:回廊が家族を繋ぐ家 吹き抜けのリビング|重量木骨の家 選ばれた工務店と建てる木造注文住宅
例えば、梁のない大きな吹き抜け。ドッカーン
例えば、LDKの間に柱も耐力壁も出てこない大開口のある空間。パッカーン
(ビルトインガレージに車3台分の空間を作ることも可能)
狭小住宅で、階数を重ねるときや余計な柱と壁を作りたくないときにも有効な工法です。ドシッ
また、内部の壁が自由自在にリフォームできる(スケルトンインフィル)点や構造計算が一棟ずつ行われる点も、他の木造とは違う大きな安心材料であり魅力。(本来木造2階建までは構造計算が必要ない) 長期優良住宅を取りたい方にも向いている工法ですね。
従来の木造より間取りの自由度がかなり広がりつつ、耐震にも優れた構造なのです。
この工法。
吹き抜け・リビング階段を取り入れたい私にはとっても魅力的…
で、重量木骨で施工できる工務店と連絡。
プランの相談までは行ったのですが、予想通り坪単価は軸組に比べて大幅に上がりました。
こうして選定候補から外れたとさ。ぐぬぬ
重量木骨で建てられた素敵な住宅実例と構造について詳細が載っています。
全国に認定施工会社・工務店が60社ほど。
検討できる方、心の底から羨ましい。
ちなみに無印良品の家はSE工法です。
正方形の企画住宅しか立てられないのかと思いきや、3階建ての施工例もありました。グリット内で坪数を変えておおよその予算感もわかるページがあったり、家づくりの講習会やオープンハウスも行われていて好感が持てました。
普段から雑貨などを愛用している無印好きの方には、有力候補になるかもしれません。
私も結構好きなのですが、我が家は子どもが異性兄妹なのでいずれ部屋の仕切りを作ってあげたい…
となると、無印の家の間仕切りのない開放感が損なわれてしまって残念かもな、と候補からは外しました。
契約まで。我が家で取り入れたい条件とは何かを考えた。
一社と契約に至るまでの間、そのメーカーについて深く調べるのではなく「注文住宅でどんなことができるのか」をひたすら考えていました。
そして、我が家のやりたいことができる会社なのか、できないとしても妥協できる魅力があるのか、という視点で選定していましたね。
我が家の当初の希望内容→契約内容
- 重量木骨 →木造軸組(ピン工法・制震ダンパー)
- 床下冷暖
- 高気密・高断熱
- パッシブデザイン(軒長く)
- キッチンはサンワカンパニーの「グラッド45」を使いたい
- 吹き抜け、もしくは高天井
- 2階リビング
- 2階建だけど、子供が小さいうちは1フロアーで過ごしたい
- キッチンは壁付け
- 土間が欲しい
さて、この当初の希望内容が現在までにどう変わって行ったのか。
次回から順に見て行きたいと思います。