いきなり企業の宣伝文句みたいな始まりになってしまいました。
どうもこんにちは。
ホテルの客室はもちろんロビーや空間が大好きな白玉です。
ホテルオークラの和モダンなロビーも大好きでした(改修され再現されている…まだ見に行ってないよー行きたいよー)。
※画像はInstagramからお借りしています。
理想としては家全体をこんな空間にしたいけれど、我が家には小さな子供がいるので、ホテルのようなインテリアはちょっと難しい。というよりむしろ子供が遠慮なく体を動かせるように家具はなるべく置かない計画なのです。
でもどこかに大好きな空間の雰囲気を少しでも取り入れたい!
そこで、身支度を整える洗面スペースに目をつけました。
→完成しました。洗面の間接照明でホテルライク。電球色・昼白色・昼光色のどれがいい?…色の温度も大切
ホテルライクな洗面にはメーカ品か造作か
そもそもホテルライクといってもさまざま。
床からキャビネットが浮いているのか、おいてあるのか。
カウンターに色があるのか、白で統一して清潔感を出しているのか。
洗面ボールの形や色、水栓のかたち。
一つ一つがおしゃれな雰囲気を出す大きな要素ですよね。
LIXILならルミシス
出典:LIXIL | 洗面化粧室 | ルミシス/ボウル一体タイプ
かなりカッコイイです。
間口750〜1800まで。カウンターも洗面ボールも水栓も選べます。
24万〜107万(最小値〜最高値)とのことですが、どうやっても60万は超えてきます。
でもカウンターサイズの調整が2㎜単位で細かく指定が可能なので、使える家はかなり多い。これはルミシスの強みですね。
TOTOならエスクア
フロートで鏡面もなかなかかっこいいですね。収納力を求める方には向いていないかもしれませんが、私の中ではかなりツボです。
ただ、ショールームを巡った時にはこちらの商品は出ていなかったのと(2019年8月に出た新商品)WEBページがわかりにくいのとで、あまり商品詳細がわかりませんでした。
リクシルのようにカウンターのサイズを指定できることを前面に推していません。おそらく限られた規格の物を空間にはめ込むタイプかと。
また価格帯も27万〜最大値不明と、こちらも洗面の間口が大きければ60万は超えてくるのが見えます。見えます。
ちなみにTOTOで見積もりを取ってもらったのは確か「オクターブ」(エスクアより一個下のライン)ですが、間口1600のサイズのセットで68万円でした。ビルダーの標準仕様品との差額を引いても50万オーバー!
この商品リクシルもTOTOも最高ランクの製品です。
既製品でもかっこいい。問題は値段だ
注文住宅なら造作洗面!という先入観を持っていて、当初から造作のつもりでいました。渡辺篤史の建もの探訪の影響で。
でもリクシルは特にカウンターのサイズも変えられるし、カウンターの素材感も數十種類から選べるから、メーカー品でも組み合わせ次第で好みのものを作れそうだな、と思ったのも束の間。
見積もりが恐ろしいことになっていました。
そう、 高額ーーー
先ほども触れましたけど、普通に選んでも間口が大きくなると簡単に60万円は超えてきます。
造作でホテルライクな洗面を目指す。ICさんオススメはアイカ
ショールームの見学と同時に行っていたインテリアコーディネーター(以下IC)との打ち合わせでは、最初から造作を提案してくれていて、その見積もりはなんと20万弱でした。
メーカー既製品50万超vs.造作20万弱
…造作にします。
…もちろん!安いからという理由もあるんですが。
ICの提案の洗面カウンターがよかったんですよね。造作がいいな、という気持ちになりました。
豊富な種類、凸凹もちゃんとある
こんなに種類があるから、こだわりのある方でも好みの柄がきっと見つかると思います。
私はというとモルタル調があることに興奮して、他にどんな柄があるかあんまり覚えていません。笑 今見たら「花柄」という斬新なものが!
モルタルの造作なんて憧れもありましたが、ひび割れや水垢のことを考えると、管理できる気がしないので諦めていました。
それがこんな形で、よく似ているのにこんなに強くて手軽な素材をICに勧めてもらえて舞い上がっちゃいましたよ。
あと、造作洗面って木目のカウンターを使っているイメージも強かったので、見せてもらった100種類以上のバリエーションにびっくり。
水垢も気にならないメラミン素材だっていうんだからもう、すごいとしか言いようがないです。
あと質感がすごい。
木目は凸凹があるし、私選んだモルタル調のものも少しザラザラしてて重厚感がある。もう現在の技術すごい!
完成イメージ:イラスト
たくさんの中から選んだのは、ほぼ黒のカウンター。
黒いけど、真っ黒じゃなくて縦に柄が入っているのがツボ!
品番は【TJ804 K】ちょっと遠目昆布!
この組み合わせだと観葉植物が映えそうですよね。モッサモサにしたい。
完成イメージ:写真
カウンターの色とか全く違うし、壁にタイルも使わないのだけれど、照明や大きさなんかは下のこの洗面台の写真が似ているのかな。
※以下画像はInstagramからお借りしています。
おまけ:このカウンターもアイカ
こんな風に、来客用の洗面スペースがあるのも素敵。このカウンターもアイカです。本物の石に見えるーすごい。
洗面カウンター以外のあれこれ
洗面ボールや水栓についてもICがすでに選んでくれていてそのまま採用。
造作でキャビネットをつけるとメーカー品と価格があまり変わらなくなるのでつけていません。収納は他の場所に任せるとして、カウンター下にはタオルとか入れるかなぁ。入居後ゆっくり考えたい部分です。
ホテルライクな洗面には既製品か造作か。私は造作で大満足
さてさてメーカー品と造作、どちらが好みでしたか?
自宅でのホテルライクにどこまで求めるのかにもよりますが、私の中では一番はカウンターの質感で、そこにこだわれたことで満足度が高くなりました。
あとは…間接照明も採用できたことや、お化粧が座ってできる生活になるのも嬉しい。
家の中にちょっとした非日常を演出する場所にして行きたいと思います。
ただ、一つ不安なのはメーカー品と違って掃除のしやすさが未知数なところ。
入居後、果たしてズボラな私は「よい〜」と言っているのか、はたまた…。
完成後を乞うご期待。
→完成しました。