契約前に打ち合わせをした建築家のアドバイスを受け、憧れの2Fリビングから(グータラ施主の現実を直視して)1Fリビングへと切り替えた我が家。
今日は前回書ききれなかった、我が家の帰宅後重視の動線について。
今はまだ3歳と5歳の子供たち。
やがて成長したら、部活などで服も体も汚れて帰ってくることもあるでしょう。
そんな時期になるまでに、手洗いうがい・入浴をすませピカピカになってLDKに入ってくる習慣をつけられたらなぁ、なんて思っています。
ちなみにプランは契約したビルダーの提案がほとんどなく、私が考えることになってしましました。すごく大変で辛かったです。これもまたの機会に…
働いている主婦が楽になる「帰宅後重視」の動線
家を建てる時の希望は、家事動線を楽にしたいのと同時に、仕事から子供達のお迎えを終えての「帰宅後」の動線。帰宅時点で体力残量はほぼ0
現在住んでいる家では、帰宅してすぐ子どもたちはリビングに直行、ソファで一休み。
なかなかそこから動かず、お風呂も着替えも進みません。←解決したい
一方私は帰宅後すぐにお風呂に入らないと入る気力を失います。一回座ってしまうともうダメなんですよね。
なので帰宅後の理想はこう。
これを我が家の敷地でプランにおこすとこんな感じになりました。
※最終図面とは少し異なりますが、動線はこのままです。
住人の動線
ガス乾燥機の幹太くん&室内干し、そして脱衣所に下着もパジャマもおきます。
帰宅して各部屋に行かなくてもそのままパジャマになれちゃうのは、かなり楽ですよね。
キッチンにはワークスペースがあり、そこで宿題やタブレットを使った学習もする予定です。ランドセルとかもそこに置くことになるかな。
キッチンで私が何かしていても、配布物もすぐ渡せるし、話しながら勉強もできそうな配置にできたので満足しています。
今の所、帰ってからキッチンに出るまで、カバンを持ち歩くことになっちゃうのですが、そこは入居後様子を見て玄関に一時置きするかも検討ですね。
客人の動線
ゲストはわかりやすく、玄関から一直線でリビングダイニングに出ることができます。
トイレも手洗いも、玄関から近いので遠慮なく利用できるのではないかな。
回遊動線型のプランの良い点・悪い点
我が家のプランは扉を開け放つと、ぐるぐる回れる回遊動線となりました。
キッチン→洗濯もすぐできる。子どもが小さい時はお風呂が近いのも何かと助かります。子どもがトイレやお風呂を怖がりにくいだろう、という考えもあっての配置で、私にとってもは良い点が多いです。
でもデメリットも確かにあります。
回遊動線の最大のデメリット
それは
物が置けない!
ということ。
壁であれば棚でもなんでもおけるのですが、導線を確保するために扉が多いので、自分で何かおくことができません。
完成前なのでなんとも言えませんが、備え付けの棚以外に収納場所が取れないというのは今から少し心配な面でもあります。
それでも帰宅後の動線を選択。私ズボラなので
なぜ帰宅後重視の動線なのか、なのですが。
まず大前提として、私はとてもズボラです。
子供の頃は、帰宅後の汚い靴下をそのままリビングに一時置きしてしまうなんてこと、日常茶飯事でした。
が、大人になった今。
人の靴下がリビングに落ちていることが許せなーーーい。
綺麗な状態になって、無駄な荷物は洗濯カゴに入れてLDKに来て欲しいのです。
と同時に「面倒だから今だけ…」という子供の気持ちもわかる!
だからこそ、帰宅後自然と汚れたものを置いていけるプランにしたかったんですね。
住人の動線の通りにキッチンに向かってきてくれれば、の話でそんなに上手くいくのかは未知数ですが!
完成後、しばらく一緒にお風呂に入ったりできるうちに、なんとか習慣付けできたらなぁと気合いが入っております。
我が家の当初の希望内容→契約内容
- 重量木骨 →木造軸組(ピン工法・制震ダンパー)
- 床下冷暖
- 高気密・高断熱
- パッシブデザイン(軒長く) →第1種換気マーベックス・施主が勝手にパッシブデザイン (軒60〜90センチ)
- キッチンはサンワカンパニーの「グラッド45」を使いたい
- 吹き抜け、もしくは高天井
- 2階リビング →1階リビング
- 2階建だけど、子供が小さいうちは1フロアーで過ごしたい →1階にLDK・和室・水回りを集約する願いが叶う
- キッチンは壁付け
- 土間が欲しい
契約前からの希望は回遊動線で解決しました。
動線の流れで、次は「キッチンは壁付け」について書こうかな。